アリサ 4LP②
ミゲル対策を投げ出したまま他の事ばかり考えている。
だってミゲルの嫌な声が延々と頭の中でグルグル回るんだもの。
というわけで今回はファインドガジェット(4LP)の潜り性能について。
まずは改めて技性能を。
ファインドガジェット(4LP)中段
発生 15F G -5 NH +8 CH +8
技後はヒットガードを問わずアリサがしゃがみ状態、相手が立ち状態。
今回はこのしゃがみ状態がいつから発生しているのかについて調べてみた。
結論から述べるとこの技は12F目から上段技を潜る。
一美を中心に調べたが、後にシャオユウのLPでも同じフレームでスカせた為、
しゃがステなのかどうかは別として、判定の高さの問題ではないと思われる。
<調査内容>
一美LP(+1F)~一美LP(10F)・・・9F目では潜れない
一美LP(+1F)~一美RK(11F)・・・10F目では潜れない
一美ワンツー(-1F)~一美LP(10F)・・・11F目では潜れない
一美ワンツー(-1F)~一美RK(11F)・・・12F目で潜る
一美3LP(-3F)~一美LP(10F)・・・13F目で潜る
一美3LP(-3F)~一美RK(11F)・・・14Fで潜る
このように、フレームで負けている場面でも上段に勝てる事が多い。
これは他のキャラでも言えることで、左アッパーやアパストガード時など
3LPでは相手の上段に発生負けしてしまう場面だが、
4LPなら割り込み可能、という場面は多々ある。
シャヒーンやカタリーナの3LPガード~RKでのカウンター狙い等は
3LPでは負けてしまう為、この1Fの差は大きい。
無理に4LPじゃなくても、こちらが有利なのだから
立ちPやしゃがパンを出していけば良いじゃないかという考えもある。
4LPだと反応が遅れればカウンター食らうんだし。
もちろんそれも正しい選択ではあるが、鉄拳はフレームだけでは語れない。
そして、獣段こそフレームでは語れない闇が数多く存在する。
その闇の一つがこれ。
カタリーナ3LPガード後にしゃがパンで反撃したらライトゥーで浮かされた。
カタリーナ3LPガード後にワンツーで返したら1RKで浮かされた。
カタリーナ3LPガード後に3LPで返したらRKにカウンターを取られた。
憤怒不可避の状況だ。
しかもこの状況、3LPの後にガードを固めたとしても
スネークが見えないおっさんでは択をかけられている現実から逃れられない。
しかしこの3択に対して、4LPなら全対応できる。
さらに、ライトゥー時には4LPの強さの一つ、空中拾いが活きる。
これは4LPを使う上でいつも心に留めておきたい部分であるが、
4LPはジャンステとかち合うとそのままコンボに移行できる。
とにかくライトゥーを狙っている相手や、ブライアンのフラヒ、
柴犬ジョシーがピョン吉化した時などに極めて有効だ。
ただここで注意しておきたいのは、これらのフレーム、
特に一美やカタリーナの3LPガード後は横移動タイミングでもある為、
横判定の強くない4LPに絶対の信頼は置けないということ。
RKの存在をちらつかせつつの使用に留めなければならない。
今回は3LPを中心とした語りになってしまったが、
この事は様々な場面で応用が利くはず。
他キャラの対策で行き詰った時は4LPの存在を思い返したい。
お市さんもグルグル回るやで (^ω^)