ファラン対策⑦
左構えに続き右構えの対策と主要技について。
右構えは特定の技、もしくは構えチェンジから移行する構え。
相手の技をガードしたり、横移動、しゃがみで左構えに戻る他、
コマンドの関係で、レバー方向1,2,3要素の一部の左構えの技が
フレーム消費なしで右構えからも出すことができる。
基本的に右構えを維持したまま前ダッシュやバックダッシュはできないが
硬直に先行入力することでこれらも可能になる。
右構えは左構えに比べ攻めに特化した印象が強い。
CHでコンボに移行できるハイキック、
ガード・ヒットで左構えの技以上に有利な状況を作りやすい小技、
意識せざるを得ないパワクラ(RRK)、
看板浮かせ技の青ライが出しやすい等、
非常にプレッシャーの強い構え。
一方で左横移動に弱い技が多かったりと弱点も散見する。
(構えチェンジを除き)右構えは特定の技から移行する構えであるので、
基本的に対策はそれらの移行技とセットで語るべきものだが
大まかな特徴は把握しておいた方が良かろうと思うので順に述べていく。
ライトキック(右構え中RK)上
発生12Fのハイキック。
発生10Fのライトジャブ(右構えRP)からの派生と同性能。
右構えは基本的に左横移動に弱いがこの技は左横に強い上、
発生も早い為左横移動しゃがみでも対応できない。
この技単発はミス以外では使用されず、
基本的に下記の3種類の派生に繋げられる。
①ライトリバースキック(右構え中 RK RK)上上
G -5 NH コンボ CH コンボ
1発目カウンターから連続ヒットしてコンボにいける技。
この技はディレイがかかり、ディレイをかけていても1発目CHから連続ヒット。
後述のライトフラミンゴ移行と併せて使うと面倒くさい。
②チェーンソーヒール(右構え中 RK LK)上中
G -15s NH ダウン CH ダウン
割り込めない中段派生で、こちらも1発目CHから連続する。
ガード後は15Fの確定があるが距離が離れる上しゃがみ状態に。
3種類の派生の中では使用頻度低め。
③ライトキック~RF(右構え中 RK6)上
G +7 NH +18G CH +18G(+14)
ガードで7F有利を得ながらライトフラミンゴに移行できる強い技。
ライトキックをしゃがんでいればフラミンゴからの技には割り込めるが
コンボ始動の上段派生ある為読み合いとなり厳しい。
ライトフラミンゴは右横移動しゃがみに弱いが
ここも上段派生が右横に強く厳しい。
<対応>
ライトキック1発目を見た時の一番の対応はバックダッシュ。
スカが取れるかどうかはRKガード時の距離によるが
相手の連携がワンパターンである場合を除けばこれがベスト。
ここで立つかしゃがむかの読み合いも楽しいが。
また、派生に中段があるとはいえ上段技であることはかわりない為
出してくる場面が読めた場合はしゃがみステータスで対応可。
上段派生のRKRKは一応最速入力でも1発目をしゃがんで2発目に
13F程度の技で割りこむことができるが、さすがにこれは現実ではない。
セットアップ(右構え中 6LK)上
発生14F G +12G NH +23G CH +23G
技後にレフトフラミンゴに移行する上段蹴り。
上段である事と左横移動に弱い事が欠点だが、
ガードするだけで12Fもの有利を取れる。
ガード・ヒット共に立つかしゃがむかの二択。
横移動も不可。
主要の中段・下段がどちらも割れない上、ジャンステで下段を飛ぶことも
しゃがステで上段をスカす事もできないので暴れる理由は一切ない。
ここから構えチェンジなどをしてくるお茶目なファランを相手に
最大ダメージの浮かせ技で暴れるぐらい。
また、ここからの投げは割れないどころかしゃがむこともできない。
とはいえフラミンゴからの投げなのでWP抜けのみ。しっかり抜けたい。
この他、この技は4入れで背向けに移行することができる。
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ここからのファランの選択肢で最も多いのは
下段のスピニングローキック(背向け右構え中2LK)と
中段のプラズマブレード(背向け右構えLK)の二択。
セットアップ~背向けは通常のフラミンゴ移行と違いガードで-11Fとなるが、
これから二択を受けるぞというタイミングでのこういった動きは
そうそう対応できるものではない為、癖読みで何とか対処したい。
完全に読んでいればプラズマでも24Fまで割り込み可。
ライトサイドキック~RF(右構え中 3RK6)中
発生13F G +7 NH +15G CH +15
右構え移行時の主力中段。
フレームだけを見れば非常に強く見えるものの絶望的なほどに両横に弱い。
右構え移行時にこの技を横でかわして割り込めるかどうかは大きなポイント。
ヒット時はもちろん、ガード時にも大きな有利を取られる。
フラミンゴライトヒール(RF中3RK)が10Fと相打ちでコンボ移行。
カクタスショット(RF中2RK LK)とのお馴染み二択が成立するので
これまで述べてきた通り、右横移動しゃがみを軸に対応する。
さらにこの技への警戒を特に強めるべきは壁を背負った状況。
CH後にライトフラミンゴからの15F以内の技が繋がる為、
フラミンゴライトサイドキック(RF中RK)が連続ヒットし、
そのまま壁強を取られてしまう。
「壁際で右構え移行技~3RK6 (CH) ~RF中RK~壁コンボ」は、
獣段ではあまり見られないが拳段~羅段辺りのファランの十八番。
特に警戒すべきは シャープクレイモア(横移動中RK)NH後、
ヒールビス(右構え中2RK)NH後、右フラジャブ(RF中RP)ガード後、
レイジドライブ3発目ガード後など。
壁を背負った際のこれらの技後は左横しゃがみの意識以前に
「とにかく暴れない」事をしっかり覚えておきたい。
ヴォルカノン1発止め(右構え中 LK)中
発生14F G -4 NH +7 CH +7
アクセントとして使われると面倒くさい技。技後は左構えに戻る。
ダウンにも当たるので起き攻めにも使用される。
しゃがみたい連携の項目でも取り上げた通り、
ガードで大きく不利になる2発目の上段があるが
それを意識しすぎていると1発目をガードしても手が出しづらい。
この技も他の技と同じく左横移動に弱い。
バングフィスト(右構え中 4RP)中
発生16F G +2 NH +6s CH ダウン
技後に右構えを維持する牽制中段。
右構えの中では左横に強め。
ヒット後は踵落としヒット後と同様に左横移動しゃがみを軸に対応で良いが
ガード時は見た目の割に不利が小さい為しゃがパン暴れも悪くない。
ただしこの場面で有利から横移動をしてくるファランも多いので相手次第。
ヒールビス(右構え中 2RK)下
発生19F G -11 NH +5 CH +15G
NHで大きな有利を得られる下段で、ガードしてもトゥースマしか入らない。
技後は右構えを維持するのでNH後は左横しゃが(以下略
ちなみに、右構えからの強い下段はこの技だけではなく、
コマンドの関係上から左構えのローハイ(2LK RK)や
カットロー(1RK)も出せるので注意。
カットバック(右構え中 66RK LK)中上
発生22F G +14 NH ダウン CH ダウン
対策③参照・しゃがみたいシリーズ。
右構えになる技の後はしっかり意識しておきたい。
ローリングライトキック(右構え中 【LK RK】)上
発生27F(pc8F) G +4 NH コンボ CH コンボ
このブログにも幾度となく出てきたファランを代表する技。
獣段はこの技を振り回すだけで生き抜ける。
パワクラ部分については対策①で述べた通りで、
この項目ではガード時の展開について触れたい。
一部のサイトではガード後+6との記述が見受けられるが、
通常ガード時は+4Fで間違いない。
ここからプッシング(6WP)を出してくるファラン使いは多いが
これはLPで十分割れる。
ただ、ここで注意すべきなのが右半月蹴り(左構え4RK:発生13F)
立ち技では割り込めないので注意。
アスロック(右構え中WLorWR)WP抜け
右構えからの基本投げ。
発生14Fと少し遅めの投げだがダメージが50と高い。
なお、右構えからはコブラバイトスロー(WR4)のみ直接出せない。
LP抜けとWP抜けの投げはどちらも変わらず出せる為、
右構えからは実質LPとWPの二択となる。
以上
次回はレフトフラミンゴについて。