ジョシー対策①
ジョシー使いによるジョシー対策。
今回は対ジョシーの基本、スイッチスタンス対策について述べる。
名人~餓狼を往復している辺りのプレイヤーにとっては
ただ振り回しているだけでも厄介なスイッチスタンス。
特定の技をガードさせられただけで択を迫られるという理不尽さだが、
実はそれぞれにきっちり対応した行動を取れればそれほど強くはない。
対策にはまず「どの技からスイッチスタンスになるのか」を覚える必要がある。
移行技は全部で4種類で、ガード後の状況はどれも同じ。
移行技のモーションを見て即座に「あ、スイッチスタンスや」と
理解できなければ対策も糞もないので、諦めて覚えよう。
<スイッチスタンス移行技>
①ワンツーハイ(LP RP RK)上上上
3発目をしゃがめるとジョシー側としてはかなり辛いが
ワンツー~中段技等、ジョシー側も工夫してくる為毎回しゃがむのは厳しい。
②ツーハイ(RP LP)上上
基本立ち合いではあまり使われないが アクセントとして使うプレイヤーもいる。
柴犬さんは使う。
③ローハイ(2LK RK)下上
猛虎以上では立ち合いではあまり使われないがたまに使うプレイヤーも。
柴犬さんも壁際起き攻めでたまに使う。
(一発食らってから起きようと寝ている相手に下段を当ててスタンス択)
なるべく2発目をしゃがんで浮かせたい。
④トリアイナミドル(3RK)中
※LKのミドルとモーションが似ているので注意。
ちなみにLKは両横にペラいがこちらは見た目通り左横移動に強い。
まずは上記の技のモーションを覚える。
これらは全て必ずスイッチスタンスの状態に移行する。
(派生技を出さなければヒットしていてもジョシー側が不利フレームになる)
そして、先述したように始動技ガード時のフレームは4種類全て同じ。
ノーマルヒット時のフレームは技により少々異なるが、
ヒット時はどの派生も割り込めない点では同じなので特に覚えなくて良い。
始動技のモーションの次は、いよいよスイッチスタンスからの選択肢と
それぞれに対する適切な行動と注意点を述べていく。
<スイッチスタンス中の技>
①スイッチイリガン(SS中 LP)上段
派生技ガード時の発生フレーム 3F(参考:しゃがパンのしゃがステ発生=4F)
G -7s NH +5s CH コンボ
<技説明>
割り込めない。
しゃがステもジャンステもパワクラも、レイジアーツすら割り込めない。
もちろん横移動もバックダッシュも不可。
ガード時は7F有利でしゃがみ状態。ここで暴れるジョシーは少ない。
サッドハウンド(しゃがみ中 3WP)を軸にしっかり二択を迫っていきたい。
ノーマルヒットはあまりない状況。
ジョシーの右アッパーが割れない為、おとなしく立ちガードが基本。
一点読みでしゃがむとジョシー側はこの技を振り辛くなる。
せっかくリスクを冒してしゃがむのだから、もちろん浮かせたい。
②スイッチオルモック(SS中 RP)中段
派生技ガード時の発生フレーム 12F
G -6 NH +5 CH コンボ
<技説明>
11Fまでの技で割れる。(アリサの場合は LP LP)
右横移動でかわせる。
ガード時は右アッパーを軸に暴れを許さないようにしてから早い下段で削る。
ワンツーやRK等の上段での反撃は禁。
この場面で一瞬しゃがみから浮かせ技を入れ込むセットプレイがある。
遅い下段もしゃがみからのライトゥーで飛ばれるリスクがある。
上段や下段を読んでしゃがんだ場合にノーマルヒットになる。
5F不利な状況なので右アッパーが割れず横移動も機能しない。
立ちガード安定で下段に備える。
③スイッチサイドシュート(SS中 RK)中段
派生技ガード時の発生フレーム 12F(ジャンステ発生=5F)
G -9 NH ダウン CH ダウン
<技説明>
11Fまでの技で割れる。
左右どちら横でもかわせる。
ジャンステで空中判定の為しゃがパンは不可で、
割り込むと空中拾いになる。
壁際でヒットすると壁強を取れる為、壁際でよく使われる。
ガード時は+9Fと大幅有利だが確定はない。
ここも暴れるジョシーは少ない。
④スイッチサプー(SS中 LK)下段
派生技ガード時の発生フレーム 11F
G -13 NH -2 CH コンボ
<技説明>
10Fまでの技とジャンステで割れる。
ガード時は確定があるが13Fと安い為、しゃがみを兼ねて捌きたい。
横に強い。
ノーマルヒット時はジョシー側2F不利であるが、
右アッパーでこちらのジャブを潜り、中段にはワンツー暴れ、
ライトゥーでしゃがパン食い等ジョシー側もそれなりに暴れてくる為
あまり有利な気持ちにはなれない。
とはいえ黙っているとまるで自分が有利であると思っているのかといった様子で
中下の二択をかけてくるジョシーもいる為、まずはLP LPで様子を見たい。
⑤トゥースマッシュ(SS中 6 RK )中段
派生技ガード時の発生フレーム ○F
G -6 NH +5 CH +5
<技説明>
12Fまでの技で割れる。右横移動でかわせる。
ガード時の状況が直の派生技よりもローリスクな為、
手堅く攻めるジョシーがよく使う選択肢。
柴犬さんジョシーも3割以上はこれ。
⑥スライドインエルボー(SS中 6 RP )中段
派生技ガード時の発生フレーム ○F
G -14 NH コンボ CH コンボ
<技説明>
ジョシー側にとって最も大きなリターンが得られる選択肢だが
ライトゥーで割れる上、アリサなら左右どちらでも横移動でかわせて、
さらにガード時には6LK RP~が確定。
6LKでの反応は難しいが、最低でもLP LPやRP RKは返しておきたい。
⑦スライドインロー(SS中 6 LK )
派生技ガード時の発生フレーム ○F
G -13 NH +4 CH 追撃
<技説明>
ライトゥーで割れる上、アリサなら左右どちらでも横移動で回避できる。
立ちガード安定を貫いていると使ってくる、リスクを恐れぬジョシーの選択肢。
右アッパー等で割り込むと美味しいが、ここで暴れると
今度は再びスイッチスタンスの直派生で択を迫ってくる。
<対策:アリサを含む横移動が強いキャラ限定>
・アリサなら右横歩きとしゃがみ(捌き)の逆二択
中段2種とスライドイン派生3種は全て右横歩きで回避できる。
回避できないのは上段と下段のみ。これは3入れしゃがみ。
ジョシーにとってはやってられない読み合いになる。
ただし、ジョシー側にも対策がある。
それはスタンス派生にディレイをかける方法。
これをやってくると読み合いは非常に複雑になる。
最早フレームは関係ない。
※注意 本来スライドイン派生の中下二択は左横で回避するもの。
スタンス中RKも同様。
この場面のアリサだから右でも回避できるのであって、
立ち合いでの中距離は左横歩きが基本となる。
また、この場面でも右横は反応が遅れると回避できない。
左横なら多少反応が遅れても回避可能。
<対策:横移動が強くないキャラ&横移動がうまくできない人>
・安全策は立ちガード
スイッチスタンス中の技は全て立ちガードで受ける覚悟を決め、
上段と中段ガード時にはしっかりと中下の二択を掛け、
下段を食らっても+2Fから攻めるという心の準備をする。
・割り切ってリターンを求めるなら23入力でしゃがみ~捌き
中段はどちらもカウンターでなければそこまで痛くない。(壁際RK除く)
上段をしゃがんで浮かせ、下段を捌ければダメージ効率では
確実にこちらに分がある。
・とにかく暴れない(これは柴犬さんの個人的な意見なので参考程度に)
ジョシー側にとって一番つらいのは「効率勝負」をかけられること。
そしてジョシーにとって効率が良いのは「カウンター」。
つまり、暴れずにノーマルヒット覚悟でこちらのリターンを求める行動が
ジョシーにとっては一番辛い。
<まとめ>
高段位でスイッチスタンスが弱いと言われているらしいが、
柴犬さんも同意見だ。単なる分からん殺し。
スイッチスタンスはどこまでいっても効率勝負で不利になる。
柴犬さんごときの結論である。
・・・でも派生トゥースマは強い(こっそり呟く)
結論:お市さんの笑顔には勝てるわけがない。